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お知らせ
 
第1回口頭弁論期日・被害者説明会のご報告、次回期日について

【第1回口頭弁論期日】
 平成23年1月28日午前10時から、東京地方裁判所103号法廷で、第1回口頭論期日が開かれました。開始30分前から法廷の前に列が出来ており、原 告、被告双方の関心の高さが伺えました。
まず、裁判所は、@平成22年(ワ)第35767号、A平成22年(ワ)第44717号の二つの事件を併合審理することと決定しました。その後、原告が両事件の訴状を陳述し、被告が両事件について答弁書を陳述しました。これで、いよいよ両事件の裁判が始まった訳です。なお、FOI代表取締役社長ら3名については手続の進行は後日となりました。刑事公判中で出頭していない被告や、所在不明で訴状未送達な被告がいるためです。
今回の期日では、原告代表、当弁護団代表が意見を陳述しました。意見の概要は、「今回の裁判のポイントは、個別の被害者の被害回復もさることながら、証券市場の適正化を回復することにある」というものです。

【被害者説明会】
第1回期日終了後、裁判所に隣接する弁護士会館で説明会を実施しました。傍聴に来られた原告のうち9名の方が参加されました。一人ずつ感想を述べていただきましたが、やはり皆さん、証券市場に対する怒りを口にされておられました。
監査役、会計士、証券会社、東証というチェック体制が全く機能しなかったことへの驚きと悔しさを切々と語る方が多かったです。
次回弁論期日後にも、弁護士会館で被害者説明会を実施します。

【次回期日について】
次回期日は、4月28日16時から東京地方裁判所103号法廷で行われます。確実に傍聴するためには、20分〜30分ほど早めにお越しになることをお勧めします。



 
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